ここでいう何かとは、言葉の意味になります。
コンテナとは、「船の貨物船などで使われる鉄の箱」を表す言葉です。
コンテナは扉がついており、そこに荷物を入れ、輸送しているときでもほかの荷物と混ざらないように外部の環境から隔離することができる。
さらに、コンテナの形状はある程度似ているので、積み上げた同じ機械で移動させることが簡単にできて管理も楽になります。
Dockerで使うコンテナも現実世界にあるコンテナと基本は同じで
- コンテナ内にある限り外部に影響を与えず、与えられない隔離された箱
- コンテナ内に環境を構築することで、シンプルで移植性の高い環境を構築できる
- 注意 : コピーや移動する際はコンテナという形から変更する必要がある(imageにする)
このような特徴を持ったものをDockerではコンテナ
と言っています。
Dockerのコンテナ内では作業が行われていて、基本的な思想としてコンテナは使い捨てというものがあるので、コンテナをそのまま動かして別の環境に持っていくことや、コピーのは難しいということがあります。
この問題を解決するために、Dockerでは、image
という仕組みを使います。
image
を使うことで、同じコンテナを「作る部品のコピーだけ」を使って、別の環境でも同じコンテナを構築することができるようになります。
最後にDockerのコンテナについてまとめます。
- 実行環境を構築、動作させるための箱
- コンテナ内で行う作業は外部の環境に干渉しないので、安心して作業ができる
- コピー、移動させる際には、imageに変換する